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![]() | 悩む力 (集英社新書 444C) (2008/05/16) 姜尚中 商品詳細を見る |
現代社会的な「個人」が持つ悩みを、マックス・ウェーバーと夏目漱石の視点を取り入れつつ語る。彼らは近代的自我とそれを育む社会の成立の中で悩みつづけてきた人物だからだ。その視点は、実は作品にも色濃く表れていたらしい。
「私」という存在は何なのか
世の中すべてが「金」なのか
なんのために「働く」のか
なぜ死んではいけないのか
真面目に思い悩むことは一般的には軽蔑されるべきことであり、価値の無いことなのか
このようなモヤモヤを上手い具合にことばにしてくれています。
これを読んだからどうにかなるものではない(むしろ著者は「真面目にもっと悩め」と言っている)が、さらっと読めるし視点を得るという意味では読む価値はある。
でも、いろいろ理解している上で感情をもって低俗な反論をするけれど、
身動きが取れなくなるような悩み方は、何をいい訳にしようと、自分的にも社会的にも無価値であるに留まらず有害だよ。
一般論ではなくて自分のこと。
がんじがらめになって息や身動きができなくなるのは真面目さが足りないのか狂っているからなのか。分かっているのはそれは無意味で、重要なのは自分に価値をつけることと、考えるのは必要分だけにして飛び込むこと。
なんかとてもやるせない。
精神を、強く持て。
![]() | 左岸 (2008/10/11) 江國香織 商品詳細を見る |
人を蔑ろにしない程度に、されない程度に、自分の道を往く。そして時として蔑ろにし、される。
人生は、他人の事を気にかけつつ人によっては深い関係を持ちつつも、自分の人生は他人の都合や人生というものには容赦なく残酷なぐらいに無関心だ。所詮は別々の道、行きずりの関係。自分を生きるということは他人と違えるということだ。
人と人のあいだには見えない大河が流れている。男女の仲に限ったことではない。ことばやセックスはそれを埋めうる可能性のひとつだろうが、究極的にはやはり大河を渡ることは叶わないのではないか。
それでも、繋がっていられる。その因子が何かはわからないが、そんなものなのだろう。
ただひとつ、きっと重要なのは忘れないこと。それって、繋がってるってことだよ。
それぞれが自分の人生を生きながら誰かと繋がっていられるというのは、だぶん幸福なことだ。
そして、断ち切りがたいそのほだしは、時としてとても不幸だ。
辻仁成の『右岸』に対する江國香織の『左岸』。九に対し、茉莉の50年が綴られる。
受けた印象をことばにすると上の記述になる。それぞれに重要なテーマがあるのだが、ふたつでひとつの作品と考えると、「関係性」がテーマだと思うのだ。「縁」と言ってもいいかもしれない。
物語も、それぞれ冗長な部分こそ多い気もするが(歳月を描く以上仕方ないか)楽しめた。つくづく、離れた恋人同士が紆余曲折の末に感動の再開を果たして云々という俗っぽい展開でなくて良かった。
やはり、読むべき時に読めた物語だった。幸運に感謝しよう。
【ART-SCHOOL】のツアー6本目、千葉LOOKに行って来ました。友達が誘ってくれたのです。予想はしていたが、女の子が多かった。身長差のおかげでキノコ頭がよく見えました。
対バンは【MASS OF THE FERMENTING DREGS】ことマスドレ。前々から知ってはいたけれど、聴いたことはなし。予備知識なし。
ちょっとアウェーな感じもしたが、すげぇ激しかった。そして爆音を出しながらも笑顔で、かっこよかった。強烈。一応セットリストは以下、らしい。
IF A SURFER
かくいうもの
青い、濃い、橙色の日
さんざめく
delusionalism
ワールドイズユアーズ
ハイライト
ベアーズ
ART-SCHOOL、左ききのキキあたりまでしか聴いたことなく、予習不足も十分に楽しめた。友達曰く、全体的に新しめの曲はピコピコしている(笑)。ミニアルバムが出たので、これも聴いてみるつもり。
個人的にはDIVA→キキ→ロリータの流れで盛り上がりだす。キキ、アートを知った曲なので思い入れがある。ロリータ、うおーロリータだ!!キモいよきのこ君。でも、男でアートのライブに行ける程度に聴けて好きな人は、ああいうキモい(褒め言葉)中ニ病的歌詞を受け入れられる、ひいては未だ自分にそういう部分がある人じゃないときついと思うんだ。でないと過ぎ去ったキモさを思い返してあーってなるだけだろ。アートの強みは、30歳の男がああいうキモさを臆面も出さず表現できるところだと思う。
俺のいたところはノリがいい所とおとなしいところの境界より一列後ろだったので、もう少し前に行きたかったな。
その後MC。木下君がマスドレを「かっこいいですよね」とベタ褒めしてたが、楽屋ではあまり話せてないらしい。そこからしばらくはしっとりめで。
セットリストは以下。
BROKEN WHITE
夜の子供たち
水の中のナイフ
FADE TO BLACK
エミール
ダウナー
DIVA
左ききのキキ
ロリータ キルズ ミー
1965
刺青
斜陽
I hate myself
real love/slow dawn
ILLMATIC BABY
foolish
UNDER MY SKIN
SWAN SONG
En.
(アンコール)
君はいま光の中に
BOY MEETS GIRL
あと10秒で
アンコール前に木下君が客(17歳女の子)をいじっていた。本当は男がよかったみたいだけど、男は少ない上に手を挙げないからな。
「好きなタイプは?」
「木下君です!」(嬌声が飛ぶ)
「いや、俺30歳だから。犯罪だから。犯罪はヤバイでしょ」
こんな感じ。
楽しかったです。ただ、千葉は意外と遠いわ…
対バンは【MASS OF THE FERMENTING DREGS】ことマスドレ。前々から知ってはいたけれど、聴いたことはなし。予備知識なし。
ちょっとアウェーな感じもしたが、すげぇ激しかった。そして爆音を出しながらも笑顔で、かっこよかった。強烈。一応セットリストは以下、らしい。
IF A SURFER
かくいうもの
青い、濃い、橙色の日
さんざめく
delusionalism
ワールドイズユアーズ
ハイライト
ベアーズ
ART-SCHOOL、左ききのキキあたりまでしか聴いたことなく、予習不足も十分に楽しめた。友達曰く、全体的に新しめの曲はピコピコしている(笑)。ミニアルバムが出たので、これも聴いてみるつもり。
個人的にはDIVA→キキ→ロリータの流れで盛り上がりだす。キキ、アートを知った曲なので思い入れがある。ロリータ、うおーロリータだ!!キモいよきのこ君。でも、男でアートのライブに行ける程度に聴けて好きな人は、ああいうキモい(褒め言葉)中ニ病的歌詞を受け入れられる、ひいては未だ自分にそういう部分がある人じゃないときついと思うんだ。でないと過ぎ去ったキモさを思い返してあーってなるだけだろ。アートの強みは、30歳の男がああいうキモさを臆面も出さず表現できるところだと思う。
俺のいたところはノリがいい所とおとなしいところの境界より一列後ろだったので、もう少し前に行きたかったな。
その後MC。木下君がマスドレを「かっこいいですよね」とベタ褒めしてたが、楽屋ではあまり話せてないらしい。そこからしばらくはしっとりめで。
セットリストは以下。
BROKEN WHITE
夜の子供たち
水の中のナイフ
FADE TO BLACK
エミール
ダウナー
DIVA
左ききのキキ
ロリータ キルズ ミー
1965
刺青
斜陽
I hate myself
real love/slow dawn
ILLMATIC BABY
foolish
UNDER MY SKIN
SWAN SONG
En.
(アンコール)
君はいま光の中に
BOY MEETS GIRL
あと10秒で
アンコール前に木下君が客(17歳女の子)をいじっていた。本当は男がよかったみたいだけど、男は少ない上に手を挙げないからな。
「好きなタイプは?」
「木下君です!」(嬌声が飛ぶ)
「いや、俺30歳だから。犯罪だから。犯罪はヤバイでしょ」
こんな感じ。
楽しかったです。ただ、千葉は意外と遠いわ…
![]() | 右岸 (2008/10/11) 辻仁成 商品詳細を見る |
『冷静と情熱のあいだ』の時のように辻仁成が男性視点、江國香織が女性視点を担当している長編小説。
詳しい感想は『左岸』を読んでからにするけれど、ひとことだけ。
少なくても『冷静と情熱のあいだ』みたく安っぽい恋愛小説に感じられなくてよかった。今は恋愛をメインに据えた物語には懐疑的で、読む気分じゃない。
個人的には話の肝は最後の四分の一だと思ってます。
安っぽいとかいいながら実は『冷静と情熱のあいだ』は結構すき。
でもすきな理由は必ずしも内容から来るものではない。
「世の中の物語はほとんど愛か死を描いている」という感じの事を誰かが言ったが、それだけに安易にかつ露骨に書くと非常に安っぽくなってしまう。
しかし、
娯楽として
精神の緊張を解く薬として
様々な気持ちに浸るための手段として
安っぽい文学や詩にも十分価値があると思うし、けっこうすきです。
いろいろな価値があっていい。あった方がいい。時には安っぽいものの方が心に届く。
ホンモノに近しいものは、あるとしたら深淵へと導くものなので、どこか狂っている。
安っぽいという言葉はよくないな。「遊び」の部分が多いのかもしれないな。
それは世界に対する一種の余裕なのかもしれない。
![]() | この人はなぜ自分の話ばかりするのか 応用編―印象を決める四つの法則 (ヴィレッジブックス N テ 1-2) (2002/05) ジョーエレン・ディミトリアス 商品詳細を見る |
勉強になります。同時にとても耳が痛い。
書かれていることは別段特別なことではない。
だが当たり前のことをどれほど意識しているだろうか。
タイトルはこの通りだが
自分や他人の行動、見た目、立ち振る舞いを踏まえた上で、それが他人にどのような印象を与えるか
それを扱った本です。
前回は視点の提供に留まったが、今回はどう実践していくかが主になっている。
自己プレゼン能力に関して問題点が多くあるので、参考にしつつ実践しよう。







